民泊の始め方

開業までにかかるお金

民泊を始めるお金は、手数料のように金額が決まっているものと、物件ごとの見積もりで決まるものに分かれます。大きいのは物件と消防設備で、金額は物件ごとに違います。

金額が決まっているもの

手続き手数料
旅館業(簡易宿所)の許可の申請22,000円(沖縄県証紙)
旅館業の宿を譲り受けるときの承認の申請7,400円(沖縄県証紙)

沖縄県証紙とは、県に手数料を納めるための、切手のような紙のことです。県内の販売店で購入し、申請書に貼って納めます。県外に住む人は郵送で購入できます(販売店の一覧は、沖縄県の沖縄県証紙のページにあります)。

県の保健所の手数料です。那覇市の宿は那覇市保健所に申請します。届出の民泊(住宅宿泊事業)にするか、簡易宿所にするかは、届出の民泊と簡易宿所の違いを読んで先に決めましょう。

見積もりで決まるもの

  • 物件:購入するか、借りるか。借りるなら、大家が民泊に使うこと(転貸)を承諾しているかを、契約の前にたしかめます。
  • 消防設備:家主が住まない宿は、自動火災報知設備などが要ります。どの設備が要るかは物件ごとに消防署が決めるため、図面を持って消防署に相談してから見積もりを取ります(民泊の消防設備)。
  • 家具・家電・リネン:沖縄では、台風・塩害・湿気で、エアコン・金属の家具が本土より早く傷みます。買い替えの時期も見込んでおきましょう。
  • 専門家の報酬:届出・許可の書類を行政書士に依頼するときの報酬です(行政書士に依頼できること)。
  • 保険:火災保険と、第三者に対する賠償責任保険です。台風の風と大雨の補償も確認します(保険の選び方)。

開業してからかかるお金

家主が住まない宿は、運営代行(住宅宿泊管理業者)に管理を委託します。料金は売上の15〜20%の会社が多く、月額の固定料金の会社もあります。清掃費・予約サイトの手数料が料金に含まれるかは、会社ごとに違います。

会社料金(公式サイトに記載されていること)
合同会社GOOD THINGS月額5万円の固定料金、または売上の20%
GO STAY株式会社総売上の15%(条件により割引のプランあり)
琉球不動産コンサルティング株式会社売上の15%+清掃料など(例。委託の内容と地域で変わる)
合同会社ShakeHands月額19,800円+売上の10%、月額33,000円+売上の10%、売上の20%の3つのプラン
アイステイ売上の20%(清掃費・リネン代・緊急の対応・消耗品は別)
株式会社セイラウェイマネジメント売上の20%・30%・40%のプランなど(清掃は別に1回7,000円〜)
株式会社木立宿泊売上の20%

料金は、2026年10月11日時点の各社の公式サイトの記載です。ほかの会社は運営代行の一覧にあります。

使える補助金

県は、2027年2月から始まる宿泊税に対応するための、予約や会計の仕組みの改修に、1施設200万円まで、費用の全額を補助しています。民泊も対象です。申込みは2026年11月30日までです(宿泊税のしくみと補助金)。

知っておきたいこと

出典